2011-10-26 第179回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
公財政負担と家計負担の比率については、税の再分配の問題ではありますが、家計負担の比率が大きいということは、経済不況の影響を強く受けることを意味しており、実際に、近年の経済状況の悪化によってか、奨学金の貸与希望者は年々ふえ続けております。こういった状況からも、高等教育を受けようとする人々にとって、奨学金が果たす役割というのは極めて大きいのではないかと思います。
公財政負担と家計負担の比率については、税の再分配の問題ではありますが、家計負担の比率が大きいということは、経済不況の影響を強く受けることを意味しており、実際に、近年の経済状況の悪化によってか、奨学金の貸与希望者は年々ふえ続けております。こういった状況からも、高等教育を受けようとする人々にとって、奨学金が果たす役割というのは極めて大きいのではないかと思います。
したがいまして、奨学金を用意するという条件の意味は、貸与希望者がいる場合にはその用意の努力をしていただきたいという趣旨でありまして、貸与希望者の見込みにかかわらず、増員後の医学部定員の五割以上の人数分の予算をあらかじめ当初予算で用意をしなければならないという意味では必ずしもありません。
ただし、五割というのは、あくまで奨学金の貸与希望者がいるにもかかわらず枠がないというケースが発生しないようにする趣旨でございまして、実績まで問うものではないということ、また、必ずしも年度当初予算において全額計上する必要があるわけではないことといった柔軟な取り扱い方針につきまして、全国医政関係主管課長会議などで周知をしているところでございます。
によるところになるわけでございますけれども、先ほど申し上げました緊急採用の奨学金でございますけれども、これにつきましては、この災害等によりまして家計が急変した後の所得見込額等が基本的な基準になっているところでございまして、この制度の適用を通知いたしまして、これは十月の下旬に通知をいたしたわけで、毎月月末に適用の集計を行っているところでございますけれども、現在までのところ、基本的に申請が上がってきた貸与希望者
○政府参考人(工藤智規君) 奨学金の問題につきまして、御承知のように、日本育英会では無利子奨学金と有利子奨学金をお出ししてございますが、そのうち有利子奨学金につきましては、今お話ありましたように、十三年度、経済不況等によりまして貸与希望者の増嵩が見られたものでございますから、十三年度の補正予算で財投から百十七億円の追加をお願いして事業規模の拡大を図ったところでございます。
また、有利子貸与事業につきましては、今後、できる限りの貸与希望者に、全員にできれば貸与する、そういう方向に向けて、まず、十一年度の概算要求におきましては貸与人員の倍増を考えておるところでございます。また、貸与月額につきましても充実をし、選択制の導入を図りたいと考えております。
資金を効率的に運用するとしていますが、百万人を超える奨学金貸与希望者が想定されているのに対して、それにこたえるにはほど遠いと言わざるを得ません。 奨学金の返還率は、平成八年度、九六年度で九七・九%と高い水準にあり、奨学制度の抜本的拡充という国民的要求にこそこたえるべきであるとの立場から、国際水準にも国民的要求にも背を向けた本法案改正案に反対いたします。
宿舎への入居を希望する職員につきましては、既存の宿舎または現在建設中の宿舎へ優先的に移しかえることとしておりまして、貸与希望者については宿舎を貸与することがほぼ可能というふうに考えております。
十万件と私申し上げましたのは、高校、大学の入学者の推測をいたしまして、それに対して、いままで文部省の奨学資金の貸付希望者、これは貸付希望者と奨学資金をもらっている者とは当然違うので、希望者の方が非常に多いわけですが、奨学資金の貸与希望者は入学時においても入学金等の金融を必要とするものと考え、その希望者の割合を大学、高校の入学者にそれぞれ掛けまして、それからそれに対して郵便貯金のシェアをどのくらいと見
間接的な強制になることになりまして、そうしますると、その点では確保が容易になるわけでございますが、かような、間接的とは申しましても、強制的な、手段をとりますことは、われわれとしましては特に慎重に取り扱うべきものではないかと考えますと同時に、本法にかような違約金の制度を設けるときは、すでに成立しておりまする公衆衛生修学資金貸与法に比較しまして不利益な条件を設定することになりまして、本法によります資金貸与希望者